セックスボランティア:日本のセックスボランティア事情
日本のセックスボランティア事情はどうでしょうか?
日本では障害者の性はタブーとされています。施設によっては、障害者に対して、子供を作ることだけでなく、セックス自体を禁止しているという現状がまだあります。そのような現状であり、当然、オランダのようなセックスボランティア団体はありません。
しかし、そのような現状をなんとかしようという動きもあり、「知的障害者と支援者の性のワークショップ」が2003年の4月から11月まで月1回のペースで行われていました。このワークショップの目的は知的障害を持つ人たちが「自信を取り戻す」「自己表現ができる」ことです。そして、楽しさを実感し、人を受け入れたり、受け入れられたりする心地よさを感じることができる「仲間作り」から始め、自分自身の体を知るためのステップを丁寧に行っていきます。さらに、支援者も、知的障害者をめぐる社会的環境で果たす役割が大きいとの判断から、障害者と共に学習しているそうです。具体的な内容は、
【自己を見つめること】
自己PRの紙に「自分のよいところ」「得意なこと」「好きな食べ物」「好きな人」「言ってもらえるとうれしい言葉」「将来の夢」について書くようになっています。好きな色のペンを使って書き込んでいき、その後、それを発表します。
【性についての正しい知識を得ること】
性器の模型を使って各部の名称を覚えたり、性周期の話や性病、妊娠・避妊についてなど。正しいコンドームの使い方も現物を使って練習します。
【デートに誘う】
他人と心を通わせることを理解するために、「自分ならどうしてもらったら嬉しいか」「自分ならどんなところへ行きたいか」というテーマから始め、続いて「相手はどんなことがして欲しいと思うか」と言うふうに続いていきます。
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